星のお姫さま 26
メールはももからのメールだった。
サユリは少しがっかりしてメールを見た。
『お疲れ。これから帰るけど、何か買っていく?』
ももは、このようなメールをサユリや花梨によく送ってくる。
サユリはももへ返信をした。
『ありがと。大丈夫だよ』
「ももちゃんも、仕事終わったみたいね」
そう言いながら、サユリは携帯をテーブルに置いた。
「まったく、のん気ね。ももちゃんは」 花梨が少しふてくされた
感じで言った。
「知らないもん。仕方ないよ」 ももをフォローするようにサユリ
は言った。
サユリにはマキが仕事を休む理由が全く分からなかった。
前の日もいつものように普通に別れたし、何か悩み事がある
話も聞いた事がない。ましてや当欠の日に花梨が新宿で見か
けたなんて・・・。
「サユリちゃ~ん、明日休みでしょ?マキちゃんの家に行って
みれば?」
「ん~。明日も美由紀と会う約束してるんだよね・・・」
「そっか・・・。まぁ電話やメールくらいしたら?」
「そうだね。それくらいはしてみるよ」
さすがに今の深夜の時間に電話をかけるのは気がひける。
“明日電話してみよう”とサユリは思った。
「ちょっと今日は疲れた。先にシャワー浴びていい?」
サユリは花梨にそう言った。
「いいわよ。今日はもう寝たほうがいいわ。明日に備えて」
「ありがと。じゃあ、先に休ませてもらうわ。ももちゃんにもそう
言っておいて」
サユリはシャワーを浴びてから、ベットに入った。
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